2019.03.13
肝いりどん
先日、祖父👴の、載った新聞を見つけました。
肝いりどん❓ですよね。
肝いりどんとは、お世話好きな人、おせっかいな人という意味です。今では、あまり使われなくなりましたが、家の祖父👴は、根っからの、肝いりどんでした。
朝早くから、まずは、菊池神社の参道のそうじ。それから、毎朝、菊池神社のお世話です。かなり、長い間、神社の総代を務めました。お寺の役も、していたようで、寄付を集めたり、配り物をしたり。
また、区長や、議員、商工会役員、旅館組合、浴場組合など、たくさん引き受けてました。
縁結びのお世話も大好き。また、ケンカの仲裁も。こちらは、よく、夜にでも、頼まれると、夫婦ケンカの仲裁にも、出かけてました。昔は、今と比べて、ケンカ、激しかったですよね。
また、PTA の役員は、小学校から、ずっと、役員で、自腹で、視察にも、出かけてました。菊池高校の、拡張のさいには、用地買収がうまくいかず、教室を、減らす方向だったそうですが、家の祖父に、間にたって欲しいと依頼され、仕事も、せずに、2か月間説得して、用地買収が、できたそうで、創立50年の時に、表彰されたそうです。
私が、リハビリの学生の時、実習にいくと、必ず、城さんのお孫さん、おじいちゃん👴には、お世話になりました。と、よく、言われたもので、実習に、行っても、たいへん、かわいがって、いただきました。
亡くなって、随分経ちますが、今でも、商工会であった方に、バスで、家に来て、お世話してくださいました。と、言われることも。確かに、バスで、出かけてました。隣の町にも、お世話しに、出かけていたのですね。
こんな、祖父も、晩年は、痴呆になりました。それでも、菊池神社の秋祭りには、昔は、神社の総代は、馬🐴に、乗っておりました。痴呆になった、祖父の為に、最後に、神社から、オープンカーを、手配してくださいまして、オープンカーに乗って、パレードに、参加させてくださいました。優しい、お心遣いに、感謝しております。長年、ご奉仕させていただいた、神主さんと祖父の関係性がわかるエピソードです。
ただし、祖父は、ポリシーが、あったようで、「できぬ相談は、最初から、引き受けぬ。お世話するからには、その人の身になって、お世話する。」と、決めていたようです。
そういう、私も、似たようなものでして、PTA は、上の子どもが、保育園に入ってから、ずっと、下の子どもが、中学校卒業するまで、卒業してからは、児童員。班長してなくても、一人暮らしのお年寄りの訪問に、付き合ったりと、やっぱり、私も、血をひいてます。